平成22年度公共用水域水質測定結果
環境省から11月25日(金)に、平成22年度に国及び地方公共団体が実施した全国の公共用水域水質測定結果が発表されました。
油ヶ淵は、平成22年度はCOD年間平均値6.6mg/Lで186水域中ワースト15位でした(平成21年度は5.9mg/Lでワースト21位)。
依然として環境基準であるCOD5mg/Lを達成してはいません。
引き続き地域のみなさんとともに水質浄化の取組を行っていく必要がありますので、ご協力をよろしくお願いします。
また、濃度差及び増減率(計算方法は以下のとおり)からみた水質改善の上位湖沼に入っています(濃度差2位、増減率4位)。
◆湖沼における水質改善水域
濃度差 水質改善の上位湖沼 | 増減率 水質改善の上位湖沼 | ||||||
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順位 | 水域名 | 都道府県 | 濃度差 mg/L |
順位 | 水域名 | 都道府県 | 増減率 % |
1 | 手賀沼 | 千葉県 | -8.4 | 1 | 手賀沼 | 千葉県 | -49.4 |
2 | 佐鳴湖 | 静岡県 | -2.7 | 2 | 寺内ダム | 福岡県 | -34.6 |
3 | 油ヶ淵 | 愛知県 | -2.6 | 3 | 中禅寺湖 | 栃木県 | -31.3 |
4 | 印旛沼 | 千葉県 | -2.0 | 4 | 油ヶ淵 | 愛知県 | -28.9 |
5 | 涸沼 | 茨城県 | -1.9 | 5 | 田沢湖 | 秋田県 | -28.6 |
注1) 濃度差は、 [H20〜H22年度のCOD平均値] − [H10〜H12年度のCOD平均値]
注2) 増減率は、濃度差 ÷ [H10〜H12年度のCOD平均値] × 100
◆湖沼(COD)の高濃度水域(ワースト5)
単位mg/L
平成22年度 | 平成21年度 | ||||||
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順位 | 水域名 | 都道府県 | 年間 平均値 |
順位 | 水域名 | 都道府県 | 年間 平均値 |
1 | 長沼 | 宮城県 | 11 | 1 | 伊豆沼 | 宮城県 | 10 |
2 | 漆沢ダム | 宮城県 | 9.3 | 〃 | 北浦 | 茨城県 | 10 |
3 | 常陸利根川 | 茨城県 | 9.2 | 3 | 霞ヶ浦 | 茨城県 | 9.3 |
4 | 北浦 | 茨城県 | 9.1 | 〃 | 常陸利根川 | 茨城県 | 9.3 |
5 | 印旛沼 | 千葉県 | 8.9 | 5 | 印旛沼 | 千葉県 | 8.6 |
〃 | 手賀沼 | 千葉県 | 8.9 | 〃 | 手賀沼 | 千葉県 | 8.6 |