油ヶ淵水質浄化促進協議会とは
概要
愛知県唯一の天然湖沼である油ヶ淵は、流域の都市化の進展や閉鎖性水域であることなどから水質の汚濁が進み、 1973年度の測定開始以来、依然として環境基準(湖沼B類型5r/l以下)を達成していない状況が続いており、全国的に見ても水質が汚濁している湖沼の一つとなっています。
このため愛知県は、1991年3月に県内で初めて、油ヶ淵周辺地域(碧南市、安城市、西尾市及び高浜市)を水質汚濁防止法に基づく生活排水対策重点地域に指定しました。
1992年5月1日に、愛知県知事と4市の首長が油ヶ淵水質浄化のため一堂に会し、懇談をしました。 ここでの合意事項を、より着実に実行し油ヶ淵の水質浄化を促進するための事業や連絡・調整を行なう組織として、1993年4月30日に愛知県と油ヶ淵周辺の4市を構成員として「油ヶ淵水質浄化促進協議会」は設立されました。
これまで、次のような事業を実施してきました。
● 油ヶ淵浄化デー(7月第四日曜日)への支援 (1992年から現在まで)
● 油ヶ淵浄化シンポジウムの開催(1993年度、1995年度から1997年度まで)
● 油ヶ淵ウォーク大会の開催(1994年度)
● 高浜川水系油ヶ淵水環境改善緊急行動計画の策定(1994年7月)
● 油ヶ淵水質調査(1995年度から1996年度)
● 油ヶ淵に関する流域住民意識調査の実施(1997年度)
● 第二期水環境改善緊急行動計画の策定(2004年11月)
●西尾信用金庫から寄附金を頂きました。(2010年7月7日)
●〈COP10発表・交流事業〉みんなのアクション油ヶ淵「葦のチカラで湖をキレイに」の出展(2010年10月9日)
● 油ヶ淵水質浄化対策フォローアップ委員会の設立(2017年6月) ※開催状況等はこちら
● 代かき水流出軽減コンソーシアムの設立(2018年4月)
参考資料
- 油ヶ淵水質浄化懇談会における合意事項(PDFファイル12KB)
- 油ヶ淵水質浄化促進協議会設置要綱(PDFファイル137KB)
- 2023年度油ヶ淵水質浄化促進協議会資料(PDFファイル7.89MB)
- 2022年度油ヶ淵における水質浄化の取組(PDFファイル2.31MB)
啓発資料